ノエビアホールディングス(4928)とは?
ノエビアホールディングス(東証プライム・4928)は、1964年創業の化粧品メーカー「ノエビア」を中核とする持株会社です。2011年に持株会社制へ移行し、神戸本社と東京本社を構えています。
主な事業は、化粧品事業(約78%)と医薬・食品事業(約18%)の2本柱。カウンセリング化粧品「ノエビア」、低刺激性化粧品「NOV(ノブ)」、セルフ化粧品「なめらか本舗」「エクセル」などを展開し、対面販売・訪問販売・直営サロン(全国約2000店舗)を軸に高級基礎化粧品を販売しています。
また子会社の常盤薬品工業は、「南天のど飴」や機能性ドリンク「眠眠打破」などで知られる医薬品・健康食品に強みを持ち、安定した収益基盤を形成しています。2026年4月時点の時価総額は約1,520億円規模の優良中堅企業です。
配当について詳しく解説
ノエビアホールディングスは、投資家から特に「高配当・安定配当銘柄」として人気を集めています。配当政策の基本方針は以下の通りです。
「中長期的な事業展開と経営体質の強化のための内部留保を確保しつつ、株主の皆さまへの安定的な配当を継続することを基本方針としています。」(公式IRより)
現在の配当利回り
2026年9月期の1株当たり配当金は230円(会社予想)です。
2026年4月10日時点の株価は約4,450円前後で推移しており、配当利回りは約5.17%(予想ベース)と高水準。国内高配当株の中でもトップクラスの利回りを提供しています。
100株保有で年間23,000円の配当金が得られる計算となり、NISA枠での長期保有に適した銘柄と言えます。
配当推移と連続増配・非減配の歴史
| 決算期 | 1株当たり配当金 | 増減 |
|---|---|---|
| 2022年9月期 | 215円 | 増配 |
| 2023年9月期 | 220円 | 増配 |
| 2024年9月期 | 225円 | 増配 |
| 2025年9月期 | 230円 | 増配→維持 |
| 2026年9月期(予想) | 230円 | 維持 |
※上記は公式IRおよび各種金融情報サイトに基づく実績・予想値(2026年4月時点)
過去10年以上にわたり非減配を継続しており、複数の情報源で「9期連続増配」と評価されています。近年は230円で維持となっていますが、着実な増配傾向を保ち、配当性向は約97.8%と高水準です。これは「利益の大部分を株主に還元する」という株主還元意識の高さを示しています。
年1回(9月末基準、12月上旬支払い)の配当のみですが、長期保有者からは「安定感が抜群」との声が多数寄せられています。
ノエビアホールディングス(4928)の評判・メリット・デメリット
メリット
- 高配当+財務の健全性:有利子負債ゼロ、自己資本比率約70%とキャッシュリッチ。配当利回り5%超は「定期預金代わり」との評価も。
- 事業の安定性:化粧品と医薬・食品の2本柱で景気変動に強いディフェンシブ銘柄。
- ブランド力:ノエビアのカウンセリング化粧品は40年以上続くロングセラー。常盤薬品の「南天のど飴」「眠眠打破」も広く認知。
- NISA向き:成長期待は控えめながら、安定配当で長期保有に最適。
デメリット
- 株価の低成長:ここ数年は横ばい推移が多く、資本成長を求める投資家には物足りない可能性。
- 株主優待の廃止:2023年3月権利分で化粧品セットの優待を廃止。高配当にシフトした結果、優待好きの個人投資家にはマイナス材料。
- 配当性向の高さ:約98%と極めて高く、将来の成長投資余力が限定的との指摘あり。自社株買いの要望も出ている。
- 事業環境の課題:化粧品事業の一部で販売不振が見られる時期もあり、訪問販売中心のビジネスモデルが時代遅れとの声も。
実際に保有した株主の経験・体験談
Yahoo!ファイナンスの株主掲示板などから、実際の保有者によるリアルな声を抜粋・要約します(2025〜2026年の投稿を中心に)。
全体として、長期保有派からは「安定」「高配当」「財務の強さ」を高く評価する声が圧倒的。一方で「株価が上がらない」「成長が緩やか」との指摘も見られます。多くの人が「配当を享受しながら長期で持ち続ける」スタイルで保有しており、短期売買よりインカムゲイン重視の投資家に支持されています。
まとめ:高配当を求める長期投資家におすすめの銘柄
ノエビアホールディングス(4928)は、派手さはないものの、高配当利回り5%超・非減配継続・財務健全性という強みを兼ね備えた優良株です。特に「配当を毎年の収入源にしたい」「景気に左右されにくい銘柄が欲しい」という方には非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
ただし、株価の成長期待は控えめで、優待廃止の影響も残っています。投資判断の際は、最新の決算や株価動向を必ず確認してください。
※本記事は2026年4月時点の公開情報に基づく一般的な解説です。投資は自己責任でお願いいたします。

